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世界の『ギフテッド』

2022.10.02

実はさかなクンよりすギョい さかなクンのおかあさん

さかなクンは発達障害の公表はしていません。発達障害かどうかは医療機関が診断して決めることですし、本人や家族が困っていなければそもそも診断を受ける必要もありません。  

さかなクンがギフテッドであることは間違いありません。

興味のあることは寝食を忘れてとことん突き詰める。他のことは全く興味ないか、できない。 非常に早口、魚に関する膨大な知識量。マスコミに出た当時はオタクとして扱われていましたが、今や冠番組まで持ち、魚の世界では第一人者的存在です。現在は東京海洋大学名誉博士であり客員教授としても教鞭もとっています。  

これはさかなクンが4歳の時に描いた絵ですが、さかなクンの観察眼が尋常でないことがよくわかります。 ソース画像を表示 さて今回の主役はさかなクンではなく、さかなクンのおかあさんです。 いつでも息子を全力で全肯定します。タコに興味を持った息子に毎日味を変え調理法を変えて夕食に出し続けた、魚屋に行った際は息子が興味を持った魚は丸ごと購入、絵を描いた後は料理しておいしくいただくようにした。 小学校では、授業中も休み時間も魚の絵を描いていたので、授業についていけず、担任から「絵はすばらしいけれど、勉強もするようにしてください」と、注意されたそうです。おかあさんは「あの子は魚と絵が好きだからそれでいいんです」といい、「成績が優秀な子もそうでない子もいていい。みんな一緒ならロボットになっちゃいます」と答えました。

大抵の評は、好きなことを否定せず全力でサポートし応援する、人と違ってて何が悪いの?と泰然としているお母さんへの称賛です。もちろん、わたしもすギョいと思いますが、 私が注目したいのは4歳で描いた絵を評価し伸ばそうと思ったおかあさまの観察眼です。 もし普通の4歳が書くこの絵のようだったら、おかあさんはこの子には好きなことを好きなだけさせてやろうと思ったでしょうか。(色遣いは素晴らしいと思いますが対象物を立体的に書いてはいません) ギフテッドの母にもそれなりの眼力が必要だと思います。世のお母さまがたは、一喜一憂せず、お子さんが何が好きでどんな特性があるのか、忙しい中でもじっくり観察していただきたいと思います。そしてこの子には特別な才能が備わっていると確信したら、さかなクンのおかあさんのように全力でサポートしてあげて下さい。  

サポートするから伸びる才能もありますが、まずはその芽があるかどうかの見極めが肝心だと思います。   ギフテッドのお子さまは集団授業が苦手だったり、学校生活になじめなかったりすることが多いです。

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もっと知りたい方はさかなクンの著書『さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~』(講談社)で。